第12回「令和につなぐ日本のしぐさ」コンクールに多数の皆様からご応募いただき有難うございました。
皆様からの応募作品を拝見し、厳正に審査させていただきました。
その結果、最優秀賞には第一部門作文2点・五七五1点・自由形式1点、第二部門イラスト3点、合計7点の作品が選ばれました。優秀賞作品は14点、入選作品は19点がそれぞれ選ばれました。
審査委員長の講評と各部門の入賞作品はこちらからご覧ください。
皆様からの応募作品を拝見し、厳正に審査させていただきました。
その結果、最優秀賞には第一部門作文2点・五七五1点・自由形式1点、第二部門イラスト3点、合計7点の作品が選ばれました。優秀賞作品は14点、入選作品は19点がそれぞれ選ばれました。
審査委員長の講評と各部門の入賞作品はこちらからご覧ください。
コロナ騒ぎで世界中大変です。
改めて、人類は一つ、みんなつながっているのだと実感しました。
みんな同じ、みんな人です。
だからこそ、人としていちばん大切なものに気づきます。
人と人の関係、思いやり、あたたかさ、江戸しぐさの基本です。
学校全部で何年も続けて取り組んでいるところでは、いつのまにか校風になっているのに違いありません。
新潟の新潟小のいちごさんは2年生になりますが、新一年生がきたら「てをつなごう」と言うつもりです。同じく凛さんは「待ってるよ」と。
4年生のはなのさんは、新潟小には13のしぐさがあり、どれも一人ひとり嬉しくなるしぐさだといいます。
東京中央区の久松小の同じ4年生の愛彩さんは、人に優しく、礼儀正しい日本に生まれて良かったと喜び、皆さんも日本の良いところを見つけてもっと好きになってくださいと言います。
聞いているだけで学校中にあふれる笑顔が浮かびます。
2019年は、子どもたちが声を上げた年でした。
スエーデンの16歳のグレタさんに続いて気候危機に無力な大人たちに任せておけないと世界中の子どもたちが動き出したのです。
日本でも江戸しぐさを学んだ子どもたちの真っ直ぐな声がこのギスギスした日本を変えるのではないかと、寄せられた声を見ながら思います。
久松や新潟に続く学校がたくさん現れて、日本中で交流会が開催されたらどんなに嬉しいことでしょう。
子どもたちは、江戸しぐさの希望です。
私の通う久松小学校は、「久松しぐさ」という小学校の中でのルールがある。また、昔から東京には「江戸しぐさ」という町の中でのルールがある。「久松しぐさ」と「江戸しぐさ」、その二つの共通点は相手を思いやるということだ。たとえば「久松しぐさ」にはろうかやかいだんを右歩きするというしぐさがある。理由は進む方向がぎゃくな人たちがどちらともぶつかることなくスムーズに進むことができるからだ。
また、「江戸しぐさ」には雨の日にかさをもった人たちがすれちがうとき、相手のいない方向にかさをかたむけあうことでぶつからずにすむというしぐさがそんざいする。
このように相手を思いやる行動で、みんなが気持ちよく過ごすことができる効果が有ると考える。今も昔もしぐさにこめられた思いはかわらない。
そのしぐさをもっとたくさんの人が使うことで、だれもがうれしくなる。なので私も「江戸しぐさ」や「久松しぐさ」のことにもっときょう味をもち、そのしぐさを使ってみようとあらためて思った。昔の江戸のようにしぐさを使うことで、今日もだれかがうれしくなるといいなと私は思う。
ぼくは「心をこめてあいさつしぐさ」を令和につないでいきたいです。あいさつをするということは、簡単なことのように思えますが、ぼくは最近あることに気がつきました。それは、ただ相手からのあいさつを返していることの方が多いということです。ぼくの他にも、そういう人がいると思います。ただあいさつを返しているだけで、本当にあいさつができているとは言えないと思います。あいさつを自分からすることで、相手からもあいさつが返ってくるその喜びも大切にしていくべきだと思います。あいさつとは、あいさつをした人とされた人の心をつなぐ、両方の人が気持ちよくなる素晴らしいものだとぼくは思います。そんな簡単なことのようで簡単ではないあいさつを、令和の時代につなげていきたいです。
おはようは 笑顔あふれる あいことば
こころをこめて「ありがとう」
こころがつながる「どういたしまして」
人は心でつながる。
外国の人とやさしくするという意味で「仲よくしましょ。」と書きました。また、最近、他国との問題が少なからずあるので、そう書きました。他にも水色とみどりは地球や世界、左の色々な国の「こんにちは」は仲良くなるための1歩で「こんにちは」と書きました。
しん一年生にやさしくできないと、しん一年生がかなしくなって、「ここの学校いやだな」っておもうから、「あたらしくきてくれたしん一年生をやさしくむかえるしぐさ」をつくって、しん一年生がえがおでいられるしぐさをつくりました。
ぼくが思う日本の良いところは、3つあります。
1つ目は、昔から今も続く日本の伝統工業や伝統工げい品が多いことです。このようなことが多くて良いことは、外国人の人が、外国にはない日本の技術が作ったものを買い、使ってもらうと、外国人の人にもとても満足してもらえると思ったからです。
2つ目は、日本人が外国人にやさしいことです。日本人が外国人にやさしいと、東京オリンピック・パラリンピックで集まった外国人観光客に、道を教えてあげたり、仲良くなったりすることができます。
そして3つ目は、日本がきれいでせいけつなところです。ぼくは、日本がきれいでせいけつだからこそ、外国人に人気なのだと思いました。
最後に、この中でも、ぼくができることは外国人への道案内をしてあげたり、英語で話し、仲よくなることだから、この2つをがんばりたいです。
「前はごめんね」
「いいよ。私こそごめんね」
いろいろな人と仲良くしたり、よい関係を築いていく中で、意見や考えがちがうことがある。そんな時、素直に自分から謝り、反省すれは、仲はより深まり、人にできるよいしぐさにもつながるのではないかと思い、この二文にした。
あいさつは 心のとびら 開くかぎ
おじぎして 心の会話 始めよう
あいさつは えがおにつながる みちになる
えがおはね ひとをいやせる たからもの
ひとりぼっちのともだちに「手をつなごう」とさそったよ
思いやりを日本にのこしたいです。自分もこまっている人とかがいたら、なにかてつだってあげたいです。
日本人の思いやり、やさしさ
イラストは、「昔から続く日本の伝統をつなぐ」です。時代を超えて生き残った伝統の美を令和に、そして未来に受けついでいきたいと思って描きました。
私が通う久松小学校では、今年度あいさついいん会ができました。そういえば最近あいさつがへってきているような気がする。私はそう思いました。特に町中でぶつかったりすると「ごめんなさい」を言わずにとおりすぎていく人をちらほらみかけます。私は「ごめんなさい」もあいさつの1つだと思っています。そして「この『令和』という時代に、あいさつの花が今以上に花開けばいいな・・・」そう思って、このイラストを書きました。
わたしがこのイラストをかいたりゆうは、「えがお」がたいせつだとおもうからです。だから、「あいさつ」「なかよし」「なかなおり」のえがおをかきました。
わたしもこの絵みたいに「おさきにどうぞしぐさ」をしていきたいです。
最近、いじめ問題が話題になっているが、その根底にあるのが、自己愛はあっても他人を愛することが苦手なところに起因しているのではないかと思う。日本人には思いやりの心が大切であろう。
今年は、いよいよみなさんが楽しみにしている東京オリンピックです。私は、今年の夏に、日本のこころを一番はっきできる長い期間だと思います。なぜなら、他国からいろいろな人が来るからです。外国から来た人が、日本語がわからず困ってしまうかもしれません。そんな事をふせぐために、日本では中国語、英語などが書かれているかんばんがあります。このように、他国にも優しく礼ぎ正しくせっする日本は、「ウェルカムシップ」や「下町ボブスレー」といった外国の人たちとさまざまな交流をしています。「ふれあいの輪」を広げる事でその国と仲が深まり、日本という国にきょう味をもってもらえると思います。私は、他国にも優しく礼ぎ正しくせっする日本で生まれて良かったです。みなさんも日本の良い所を見つけて、もっと好きになってください。
日本には昔から「おもてなしの心」という文化があります。おもてなしといえばあいさつなどがあります。日本はその心を今の時代「令和」にまで引きついでいるのです。
日本のおもてなしといえば旅館です。そこではお客さんにあいさつはおこたりません。そしておいしい料理をていきょうします。旅館でおもてなしをする理由は「お客様への感謝の気持ち」を伝えるためだとぼくは思います。
でもその文化は日本だけだと思っている人も多いでしょう。しかし最近では海外の国まで日本のおもてなしの文化は伝わっているのです。これからも日本のおもてなしの文化が世界中に広まってほしいです。
「学校教育とボランティアを考える」
昨秋の台風上陸では東京をはじめ近隣地域に甚大な被害が発生した。そこには約10万人のボランティアが集まったが、これでは足りず悲鳴の声が上がった。
現在学校では、小学生から道徳の授業が行われ、人間愛、他人への思いやり等を中心に学んでいる。しかし、自覚と実践力が養われていないことに少々懸念をいだいている。社会奉仕の場は自然災害に限らず多種多彩であり、学校ではボランティア活動のイロハを体験することが重要だ。学校近辺の清掃や海浜のゴミ拾い、親の手助けなど、体験学習の場は無限だ。このような初歩的体験を重ねてこそ、成人してその還元学習が可能になろう。
日本には昔から引き継がれた貴重なマナーやしぐさがある。それらを参考にし、自分や他人の気持ちを豊かにし、生活を豊かにすることを原点として、ボランティアの輪を広げてほしいと考えている。
「ハンカチ、落としたよ」
「拾ってくれて、ありがとう」
「ペン、落ちてたよ」
「届けてくれて、ありがとう」
「ありがとう」
この一言で みんなが笑顔になる
言った人も
言われた人も
あそぼうよ その一言が いじめ0(ゼロ)
だいじょうぶ? 声をかけよう 優しい心
思いやり おさきにどうぞ ポッカポカ
笑顔はね 君のきれいな 心の窓
ありがとう すぐにいえると ステキだね
きくマナー うなずきながら はっきりと
おじぎはね こころでおれい することば
ボランティア 五感を生かし 体験し
電車の中での思いやりをしている場面を書きました。
日本の人も外国の人もやさしい気持ちはつたわる。
ねずみ年、オリンピック・パラリンピック、平成から令和へ変わるなど、2020(2019)はいろいろなことがあります。だからそれを一言でぎゅっとつめて、「令和のかがやき」(新しい年、令和の新の輝き)「全ての人に」(を、オリンピック・パラリンピックで、世界から来る人達に、)「ありがとう」(来てくれてありがとう。よろしくね。)と言ってあげたり願ったりして、オリンピック・パラリンピックにのぞみたいです。そして私にとっては「ありがとう」はとてもすばらしいことばだと思います。なぜならけんかした時、友達に、「ごめんね、ありがとう」といったら、仲直りだってできるし、家族やお世話になっている方に「いつもありがとうございます」といったらみんなが幸せになれるのでありがとうは大事だと思いこのような絵になりました。
ねずみ年ということでねずみが親にありがとうの気持ちを伝えているところを表しています。
私は、あいさつが大事、する、してもらうとうれしい、という気持ちをこめました。
親しい相手には「おはよう」、目上の相手には「おはようございます」とけい語を使ってあいさつをするとよいと思います。あいさつを大切にして1日をスタート(終わったり)したいです。
新潟小学校には、新小しぐさというしぐさが13こあります。どのしぐさも、1人ひとりがうれしくなるしぐさがあります。
イラストのテーマは、「笑顔の花」です。
このテーマにした理由は、男女関係なく、仲良くしたいからです。仲良くしたら、みんな笑顔になると思いました。
そして、「笑顔の花」をつなぐとまた笑顔になると思ったからです。
子供の頃に夢中に読んだSF漫画やSF小説は現実のものになりました。人類の月面探索は大分前に実現させて、火星旅行の準備も進んでいます。宇宙には数え切れない人工衛星が飛び交って、身近にはすでにロボットが私どもの生活の仲間になっています。
今、空にはドローンが飛び交い空中たくしーが現実のものになるのも遠くはありません。空はこれから大変混雑します。
どんな時代になっても、どんな場所であっても、他人を邪魔しないマナーを守ることが大切です。