「戸締め言葉」

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「戸締め言葉」

戸を締めて中に入れない、つまり人の話を無視するような言葉をいいます。「しかし」「そうは言っても」「でも」「だって」などと言わず、何でも聞き入れる素直さが江戸の世間を広くしました。相手の話を「なるほど」と考え、まずは素直に拝聴することが大事とされました。戸締め言葉は相手よりも自分を中心とする心の表れで謙虚さに欠けるとして嫌われました。

「はい、はい、の修養、いかがの注意」という金言もあります。人の言うことは素直に聞き、もし、異論があれば、へりくだってこんな考え方はいかがでしょうかと、うかがいを立てました。