戻る 江戸の町人には、人間に上下はないというのが根本にありました。江戸式の敬語は、上司への尊敬語ではなく、同輩を互いにたて合うための言葉でした。「〇〇でありますでございます。」など、必ず相手に対して一歩譲ることが江戸式の敬語でありました。 言葉は人とのコミュニケーションのツールです。江戸の町人たちは争い事をなくすために言葉遣いや言い方に気をつけていたようです。