戻る 江戸では、奉行所から「喧嘩や言い争いをしてはいけない」というお触れがでていました。そこで、江戸の人たちは「乱暴なことば」を言ってはいけないと子どもたちにしつけていました。 「手斧(ちょうな)」とは大工道具で、木材を荒削りするときのかんなのなかまです。「乱暴なことば」、つまり荒々しい手斧のような言葉遣いを避けるようにしてきたということです。 言葉遣い一つで喧嘩などになることもあります。言葉は使う人の品位だけでなく、使われる人の品位も表すもののようです。