『第13回「令和につなぐ日本のしぐさ」コンクール』入賞作品発表

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第13回「令和につなぐ日本のしぐさ」コンクールに多数の皆様からご応募いただき有難うございました。

皆様からの応募作品を拝見し、厳正に審査させていただきました。

その結果、最優秀賞には第一部門作文1点・五七五(七七)4点・自由形式1点、第二部門イラスト1点、合計7点の作品が選ばれました。優秀賞作品は12点、入選作品は21点がそれぞれ選ばれました。

審査委員長の講評と各部門の入賞作品はこちらからご覧ください。

  入賞作品はこちらから  審査委員長の講評はこちらから

 

審査員紹介

審査委員長

NPO法人日本のこころ・江戸しぐさ理事長 中原 厚生
当初ご案内いたしました審査委員長、詩人の堤江実様が昨年11月にご逝去されました。
江戸しぐさに対する深いご理解とお力添えをいただき、当コンクールの第1回~第12回まで審査委員を務めてくださいました。ご厚情に深く感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します。

講評

<<講評>>
審査委員長 中原 厚生

新型コロナウイルス感染拡大の中にもかかわらず、今回も多数の方から作品の応募をいただき、有難うございます。応募は471作品にのぼり、この中から厳正な審査を行いました。その結果、最優秀賞は7,優秀賞は16,入選は21作品となりました。

今回は新型コロナウイルス感染が拡大していることをとらえた作品がみられたことがこれまでとは違った点です。新潟小学校6年生の白勢仁奈さんの作品「思いやり 心つながる コロナでも」。コロナ禍でも思いやりの大切さを強調しています。素晴らしい作品です。ほかにもコロナ禍だからこそか、「心の持ち方」や「人のつながり」に目を向ける作品もありました。

あいさつや思いやりについての作品は、今年もこれまで通り多数ありました。特に、あいさつの大事さを理解し、自分の生活に積極的に取り入れた作品が目立ちました。新潟小学校2年の山崎光さんのイラストは「心をこめてあいさつしたら 人の心はつながるよ!」と題し、あいさつの大切さが描かれています。山崎さんが毎日元気にあいさつをしている光景が目に浮かびます。また3年生の谷颯紗さんがあいさつの4文字を頭につけた詩を作成、「○あいての目を見て ○いち番さいしょにあいさつしよう。○さい後まで目を見て ○つたわれ 私の気持ち」あいさつする谷さんの目から優しい気持ちが伝わります。

6年の岡村優生さんの作品「ありがとう たった五文字の この言葉 優しさあふれる 感謝の気持ち」からは「ありがとう」、同じ6年の堀井すみれさんの「ごめんねと そのひとことで じぶんがかわる」からは「ごめん」という一言が、機会あるごとに癖のように相手に語り掛けることの必要性が良くわかります。「おもいやり 手助け声かけ さべつなし」という「五七五」に込めた差別のない思いやり、4年生の村上真由さんの心優しさは江戸しぐさには欠かせないものです。

最後になりますが、一般から小島宗光さんが「ねぎらいまんじゅう ほっかほか」と題する作文を応募されました。お年寄りのご夫婦が営む饅頭屋さん、おばあさんがお客さんに「まいどありがとう」とお礼を言うと、奥で饅頭を作っているおじいさんもぺこりと頭を下げているそうです。そのほっこりした光景からお饅頭の美味しさが想像できます。「江戸しぐさ」をよく表現された作品ではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染拡大で、ぎすぎすした社会になっている感じがしますが、そのような世の中だからこそ、相手を思いやる気持ち、「江戸しぐさ」を実行してくれる人が増えることを願望したいです。

最優秀賞 作品紹介

第一部門(詩・その他)

小学生の部
谷 颯紗(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

 いての目を見て

 ち番さいしょにあいさつしよう。

 い後まで目を見て

 たわれ。わたしの気持ち。

 

第一部門(五七五七七)

小学生の部
岡村 優生(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

ありがとう たった五文字の この言葉
優しさあふれる 感謝の気持ち

第一部門(五七五)

小学生の部
堀井 すみれ(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

ごめんねと そのひとことで じぶんがかわる

白勢 仁奈(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

思いやり 心つながる コロナでも

村上 真由(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

おもいやり 手助け声かけ さべつなし

第一部門(作文)

社会人の部
小島 宗光(佐賀) 僧職 79才

「ねぎらいまんじゅうほっかほか」

学校の前に老夫婦の営む饅頭屋さんがあり、午後には売り切れるほどの繁盛ぶりです。

残念なことに子どもが恵まれませんでした。

ある日、私はお届けものがあってお店を訪ねたことがあります。乞われるままにお店の壁一枚奥にある粉まみれの作業場の一隅に通されました。そこで見たものは店頭では知らなかったおじいさんのしぐさです。

チャイムが鳴って、「まいどありがとう」というおばあさんの声が聞こえると作業場のおじいさんもぺこりと頭を下げました。一回きりじゃありません。いつのときもお客様に向きあっているかのようにです。

「そうか、ここの饅頭は味だけじゃない、ひとことじゃ言えないあったかい心がつまっていたんだ」と、納得しました。

評判の饅頭屋さん、跡は途絶えても老夫妻の気持はきっと受け継がれてゆくでしょう。冬空の下、私はほっかほかで帰宅したのです。

 

第二部門(イラスト)

小学生の部
イラスト画像(クリックで拡大) 

山崎 光(新潟) 新潟市立新潟小学校2年
『心をこめてあいさつしたら 人の心はつながるよ!』

 

わたしは、あいさつをテーマにしました。

イラストは、心をこめてあいさつをしたら人の心はつながることをひょうげんしました。

 

優秀賞 作品紹介

第一部門(詩・その他)

小学生の部
小野 愛華(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

ありがとう新小しぐさ

新小しぐさがあることでみんなの心が

きれいになっていく。そしてまた

たんぽぽのわたげがとんでいく。

鈴木 里奈(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

 いさつしたら

 い気持ち

 っと通りすぎないで

 たえる気持

 

第一部門(五七五)

小学生の部
笹川 茉悠果(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

ありがとう 心を灯す あい言葉

飯嶋 冴華(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

ありがとう マスクあっても 笑顔でね

関 正恵(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

やさしさは 人を助けて 笑い合う

秋葉 萌花(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

さりげなく こころがけよう ボランティア

菅原 真理香(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

思いやり 人の思いを 考える

柴崎 将太(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

あいさつは 心をつなぐ 糸なんだ

社会人の部
ペンネーム・タケチャン(愛知) 会社員 62才

離れても 心寄り添う 思いやり

内田 順子

ごめんなさい 互いにあやまる 気持ち良さ

第一部門(作文)

社会人の部
志鎌 孔(東京) 会社員 61才

「失明男性への善意のバトン」

ある日の夕刊に「児童ら代々手助け」難病で視力を失った男性が10年以上にわたり、地元の小学生に助けられながらバス通勤を続けている―との記事がありました。

『ある女子児童に声をかれられたのが始まりで、児童の卒業後もその後輩に「善意のバトン」がつながれてきた。

サポートをした3姉妹は「母に『困っている人を助けなさい』と言われていたからやりました。当たり前のことです」と話す。

サポートを受けた男性は「目の病気で仕事を辞めようと思ったが、子どもたちのおかげで通勤が楽しい時間になり定年まで頑張れそう」と話す。

サポートした児童の中には、この経験を機に、障害のある人を支える職業に就きたいと思うようになったという。「夢を持つきっかけをくれてありがとうございます」と男性に伝えた』という内容でした。
なんと素晴らしいことでしょう!児童たちの純粋な気持ちにこころ温まりました。

コロナウィルス渦中で、先の見えない混沌とした不安な世の中、ますます人とのふれあい・思いやりが失われつつある今、この記事に救われた気持ちになりました。

そして、この「善意のバトン」が広がって行くことを願います。

第二部門(イラスト)

小学生の部
イラスト画像(クリックで拡大) 

高橋 花奈(新潟) 新潟市立新潟小学校2年

 

わたしのテーマは「声をかけよう!」です。

わけは、声を友だちにかけないと、まわりやあいてがさみしくなって、いつまでも1人ぼっちになるからです。

 
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中村 柚菜(新潟) 新潟市立新潟小学校2年
『人の心はちぎれない』

 

人の心はつながっていて、とてもつよいということを書きました。

 
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小林 悠(新潟) 新潟市立新潟小学校1年
『みんななかよし コロナにまけるな』

 

だれでもともだち。せかいじゅうの子どもたちやおとなや、せかいじゅうのどうぶつたちと手をつないで、コロナにまけないようにかいたえです。

 
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コリタ ユリア(新潟) 新潟市立新潟小学校1年
『げん気よくすごしましょう』

 

げん気よく。みんながげん気よくすると、うれしいきもちになります。

 
社会人の部
イラスト画像(クリックで拡大) 

川上 貢弘(東京) 無職 80才
「思いやる心くばり」

 

英語の苦手な日本人は、外国人から時に失礼な仕草と見られることがあると言われます。

その例に、英語が苦手で笑って逃げる。英語が話せないと手を左右に振る。これはお国によっては大変不快なものと受け止められるようです。

2019年の訪日外国人は約3200万人、2020年はコロナ禍で急減しましたが、2021年はコロナの沈静化と東京オリンピック・パラリンピックの開催もあり訪日外国人は増えると予想されます。少しの会話、束の間の会話でも外国人に不快な思いをさせない対応を心がけたいですね。

知り得る単語と笑顔とで心を持って向き合ってみましょう。逃げなければ相手に届くものがあるはずです。

入選 作品紹介

第一部門(作文)

小学生の部
風間 仁香(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

私の学校には、新小しぐさという13このしぐさがあります。

私が新小しぐさの中で一番大切にしているしぐさは、「心をこめてあいさつしぐさ」です。
「心をこめてあいさつしぐさ」は、やっても、やられても心がぽかぽかして、いい気持ちになるからです。もし、「心をこめてあいさつしぐさ」をやらなかったり、やられても返さなかったら、うれしくもないし、心がきゅーとしめつけられるような感じになって、私はとてもいやになります。なので、たくさんあいさつをしたらいいと思います。

なので私は、下級生にこの新小しぐさを伝えていって未来の学校にも新小しぐさが続くようにがんばります。

村田 遥(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

いじめをしない、だれにでもやさしくて、きらいな人へのさべつのない、心のやさしいしぐさ。
自分がきらいな人を、いやがらせ、むし、ぼうりょくをすると、いつか自分に大きくなってかえってくるかもしれない。

でも、自分がいじめた子が自分がつらいとき、なきそうなとき、たすけてくれるかもしれない。

いらついても、何があっても、それをやっちゃいけないことをして、ぼうりょくてきになると、友達にみはなされ、生きていくのがつらくなる、いじめられた子も、いじわるをした子もそれなりのばつがくだる。

でも、やさしくすると、みんなが笑顔になります。

だから、おもいやりをもってすごすのが、令和につなぐ大切さだとわたしは思います。

第一部門(詩・その他)

小学生の部
鈴木 愛菜(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

「お先にどうぞ」

お先にどうぞ 人にゆずれば ゆずるほど

自分への 優しさ 返ってき

自分の 優しさ 伝えると

自分も相手も ぬくもり心

桑原 理桜(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

 いさつには

 みがある

 っと言えると

 ぎもすぐ言える

 

内海 真博(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

 かるい顔で

 いあいさつをしている人を

 んこうにして

 づけてみよう。「あいさつしぐさ」

 

福島 凜子(新潟) 新潟市立新潟小学校3年

つうがくろ

ゆきがいっぱい

ぼうけんだ

道ゆずるのも

わすれずに

第一部門(五七五)

小学生の部
赤川 真彩(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

ごめんなさい 笑顔であやまり 仲直り

佐藤 彩音(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

あいさつは 心のきょりが ちぢむもの

田中 環(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

あいさつで 気持ちの良い日が 始まるよ

風間 創士郎(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

がんばれと 友のことばに はげまされる

岸本 醍樹(新潟) 新潟市立新潟小学校6年

時大事 みんなのためにも 自分のためにも

山本 玲葵(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

ありがとう 言ってる側も 気持ちいい

岩永 理人(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

あいさつは これが大切 「自分から」

安井 彩(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

あいさつで こころもすっきり いいきもち

田﨑 音暖(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

あいさつは みんなをつなぐ あいことば

鈴木 睦人(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

あいさつは 心のまどを ひらくもの

天野 晴(新潟) 新潟市立新潟小学校4年

あいさつは みんなの心 つなぐもの

第二部門(イラスト)

小学生の部
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飯田 つばさ(新潟) 新潟市立新潟小学校6年
『かさとじそろえしぐさ』

 

かさとじそろえしぐさをテーマにしました。

かさとじそろえしぐさは、かさをかさ立てに入れる時だけ使うと思っていました。ですが、雨の時のバスも大切なしぐさだと思います。絵で、黄色いカッパを着ている女の子の持っている赤いかさが、みどりいろのパーカーを着ている男の人にあたっていて、男の人のズボンがぬれています。これをなくすために、この絵をかきました。

 
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坂上 幸花(新潟) 新潟市立新潟小学校5年
『笑顔であいさつをしよう』

 

生活委員会の人が心をこめてあいさつをしてくれて、うれしいところ。みんなが笑顔になっているところ。

 
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安保 瑠々花(新潟) 新潟市立新潟小学校5年

 

はなれていてもみんな仲間 やさしさは1つのわ

 
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横川 駿(新潟) 新潟市立新潟小学校1年
『人はこころがげんどう力』

 

なかよしな気もち。

なかよくあそんでる子がいます。