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12月20日発売の雑誌『江戸楽』1月号にリーダー列伝の書評が掲載されました。(2010.12.20掲載)

江戸時代に関する情報誌としてファンが多い月刊誌『江戸楽』1月号(12月20日発売)のコラム『古書肆のつぶやき』で桐山副理事長が書いた『成功するリーダー列伝 豪商と江戸しぐさ2』(MOKU出版)が紹介されています。

その内容は以下の通りです。ご覧の上、お仲間にご紹介いただければ幸いです。

「江戸しぐさ」。ひところ古人の「譲り合いの心」「気づかい合う心」といった現代人が忘れかけている、かつて我々が有していた美点として喧伝されていた。かくいう私も認識としてはそのように捉えていた。

だが、本書を通読すると、「江戸しぐさ」は商人たちがその思想哲学を集成したものという一面を持つと言う。確かに「商人しぐさ」「繁盛しぐさ」という別名があったのを思い出した。

もともとは商人が成功するための心得を示したものだとのことだ。列伝というからには様々なタイプの人物の業績や心情・金言が挙げられている。
一般のビジネス書と比べて、遊びが多く読ませる。

特におもしろく感じたのは江戸の経営書のベストセラーを紹介した巻末の特別編だ。江戸の商人、旦那衆や手代の様な人々が現代顔まけに成功者に学んだり、必死に盗もうとする姿がうかがい知れる。

現代のわれわれがドラッカーや松下幸之助の本を買うのと変わらないわけだ。このように、江戸人の生活文化、その担い手であった江戸商人たちの一端に触れることもできる。

タイトルから想像するよりもずっと内容の濃く、深い本である。

個人的に自分も商売人の一人であったのを思い出させられた。就職してからあまりに「当然」過ぎたことに慣れてしまっていた。そういったものが商売の大敵であり、「当然」と思われていたことに疑問を投げかけ、打破する、新たな路をきりひらく。これがビジネスであることを、再度、強烈に意識した。

(文・大内学/知的エンターテイメント書店Bookpark店長)

2011年版江戸しぐさカレンダー販売のお知らせ(2010.11.29掲載)

2011年版江戸しぐさカレンダー2011年版江戸しぐさカレンダーを販売開始しました。
粋なイラスト入りで、毎月1つずつ、江戸しぐさをご紹介。しぐさの意味や由来、現代の暮らしにどう取り入れたらよいかなど、わかりやすい解説付きです。

価格 : 600円(税込)
サイズ : 130mm×130mm
[ 例 ]
平成23年2月 『 肩引き(かたひき)』江戸の人は、せまい道ですれ違う時には、お互いに相手の進む方向の肩を少し引いて、体全体を少し斜めにしてすれ違うようにしました...(.. 続く)

ご購入希望の方は、事務局(電話:03-5456-6493、あるいはメール:info@edoshigusa.org)までお申し込みください。

淑徳大学にて開催される公開講座「江戸の文化を五感で楽しむ」のお知らせ(2010.10.26掲載)

淑徳大学池袋サテライトキャンパスにて、公開講座「江戸の文化を五感で楽しむ(江戸を体現口伝するトップランナー達)」が開催されます。
ぜひ、ご参加ください。

第1回10月27日「なぜ今江戸しぐさか」講師:越川禮子 (NPO法人江戸しぐさ理事長)
第2回11月10日「江戸しぐさと現代」講師:桐山勝(NPO法人江戸しぐさ副理事長)

詳細はこちら<淑徳大学ホームページ>

「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」優秀作品発表会・記念講演会を開催します。(2010.10.12掲載)

今年度の「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」において、多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
厳正な審査を経て選ばれた優秀作品の発表、および表彰式と記念講演会を開催します。
また、講演会終了後、越川理事長を囲んでの懇親会を予定しております (会費:3,000円)。
会員の皆様および、この機会に江戸しぐさを知りたいと思っていらっしゃる方は、ぜひご参加ください。

  • 日時:2010年11月21日(日)13:00~16:30(開場12:30)
  • 場所:日本橋社会教育会館(都営浅草線・東京メトロ日比谷線「人形町駅」徒歩約4分、東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」徒歩約5分、東京メトロ日比谷線・東京メトロ東西線「茅場町駅」徒歩約8分、都バス「水天宮前」徒歩約3分、江戸バス(コミュニティバス)「日本橋区民センター」徒歩約6分)
    MAP
  • 費用:NPO法人江戸しぐさ会員 無料
    会員でない方は、当日に年会費2,000円をお支払いのうえ、賛助会員に入会いただくとご参加いただけます。
    懇親会ご参加の方…会費3,000円
  • 定員:180名(会員優先)
  • 内容:
    第一部「小笠原流から江戸しぐさへ」桐山勝副理事長、尾崎栄子(正会員)
    第二部「コンクール表彰式」
    第三部「江戸しぐさパフォーマンス」皆で参加しましょう!
  • お申し込み方法
    【FAXでお申し込みの場合】
    FAX用紙をダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、以下までお申し込みください。
    FAX番号:03-5457-2503
    FAX用紙はこちら(PDFファイル[9KB])

    【メールでお申し込みの場合】
    会員No.(非会員の方は不要です)、氏名(フリガナ)、住所、電話番号、メールアドレスをご入力のうえ、以下までお申し込みください。
    E-mail:info@edoshigusa.org

締切は、11月12日(金)です。

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、多摩市・江戸しぐさ春季講座第2回「江戸の商家は女次第――たくましかった女性達」(下)を掲載しました。(2010.09.27掲載)

多摩市の関戸公民館で2010年4月16日に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は後編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、多摩市・江戸しぐさ春季講座第2回「江戸の商家は女次第――たくましかった女性達」(上)を掲載しました。(2010.09.21掲載)

多摩市の関戸公民館で2010年4月16日に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は前編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

江東区森下文化センターにて開催される講座「今に生かす江戸ことば・江戸しぐさ」のお知らせ(2010.09.13掲載)

江東区森下文化センター・平成22年度後期講座「今に生かす江戸ことば・江戸しぐさ」が全6回開催されます。平成23年1月8日(土)の第5回講座では、桐山副理事長が「江戸しぐさが生まれた事情」をテーマに講義します。

<カリキュラム>
第1回10月30日(土) 「深川は江戸なのか?~江戸の成り立ちを考える~」
講 師:立正大学非常勤講師 高尾 善希
第2回11月13日(土) 「絵解き・江戸の格差社会」
講 師:立正大学非常勤講師 高尾 善希
第3回11月27日(土) 「落語の中の江戸ことば1」落語実演付「妾馬」予定
講 師:落語家 柳亭 左龍
第4回12月4日(土) 「落語の中の江戸ことば2」落語実演付「文七元結」予定
講 師:落語家 柳亭 左龍
第5回1 月8日(土) 「江戸しぐさが生まれた事情」
講 師:NPO法人江戸しぐさ副理事長 桐山 勝
第6回1 月22日(土) 「江戸町人の暮らしから学ぶ豊かな文化」…深川江戸資料館見学
講 師:深川江戸資料館 次長 久染 健夫

  • 期 間:平成22年10月30日 (土)~平成23年1月22日 (土曜日・全6回)
  • 時 間:14:30~16:30
  • 定 員:25名
  • 対 象:成人
  • 会 場:森下文化センター3階 第2・3会議室
  • 受講料:5,000円 (全6回分)
  • 教材費:200円 (全6回分)
    ※深川江戸資料館入館料は実費徴収いたします。
  • 申 込:受付日時 9月10日(金)~9月24日(金)必着
    <電話・はがき・FAX・窓口・インターネットにてお申し込みください>
    はがき・FAXには1.受講するセンター名2.講座名3.氏名・フリガナ4.生年月日5.性別6.保護者名7.郵便番号・住所8.電話番号9.FAX番号をご記入ください。

江東区森下文化センター
江東区森下3-12-17 (受付時間9:00~22:00 ※第1・3月曜休館・月曜祝日開館)
電話03-5600-8666
FAX 03-5600-8677
HP http://www.kcf.or.jp/

※応募数が募集人数を超えた場合は抽選となります。

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、多摩市・江戸しぐさ春季講座第1回「江戸しぐさはエコしぐさ」(下)を掲載しました。(2010.09.13掲載)

多摩市の関戸公民館で2010年4月2日に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は後編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、多摩市・江戸しぐさ春季講座第1回「江戸しぐさはエコしぐさ」(上)を掲載しました。(2010.09.06掲載)

多摩市の関戸公民館で2010年4月2日に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は前編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

多摩市関戸公民館にて開催される「江戸しぐさ特別講演会」のお知らせ(2010.08.30掲載)

江戸の平和と安全を支えた共生の知恵「江戸しぐさ」の真髄について、越川理事長が講演します。

  • 日時:10月2日(土) 13:30~15:30
  • 会場:関戸公民館ヴィータホール
  • 講師:NPO法人江戸しぐさ理事長 越川禮子
  • 定員:250名
  • 申込:直接関戸公民館へ電話またはFAX
  • TEL:042-374-9711 FAX:042-339-0491

詳細はこちら<関戸公民館イベント・講座案内>

会報第6号が発行されました。(2010.08.30掲載)

NPO法人江戸しぐさの会報第6号が8月25日付で発行されました。会員の皆さんのお手元に数日中に届く段取りになっています。
越川理事長の巻頭言「大切にした異文化と伝統の継承」をはじめ、「わたしの『平成しぐさ』『ふるさとしぐさ』コンクール」の概要、脚本家の倉本聰さんが経済誌『財界』に寄稿した江戸しぐさ考、福岡支部設立記念イベント「両国・本所・深川散歩」報告、仙台の江戸しぐさ広め隊の活動、事務局日誌など、興味深い内容が満載です。
会報は正会員、賛助会員限定の出版物です。講読ご希望の方は入会の手続きが必要です。詳細は事務局(電話03-5456-6493、あるいはメールinfo@edoshigusa.org)までお問い合わせください。

『おもしろ義塾2 豪商と江戸しぐさ』あちこちで紹介記事が掲載されています。(2010.08.30掲載)

先ごろ発刊された『豪商と江戸しぐさ 成功するリーダー列伝 おもしろ義塾2』(桐山勝著、MOKU出版、定価2100円)が好評です。越川理事長と桐山副理事長の共著『人づくりと江戸しぐさ』に続く、おもしろ義塾シリーズの第2弾。新聞、雑誌、そしてあちこちのブログに紹介記事が掲載されています。
その内容をみると、さまざまな読み方をされていることがわかります。江戸しぐさが持つ奥行きの深さがそのまま反映しているようです。ご参考までに、いくつか、ご紹介します。

「本書を読めば、江戸時代には立派な経営論、組織論を語る素地が出来上がっていたことが分かる。一言でいえば、江戸に学べといったところだろうか。
経営論を武士道や騎士道にたとえて著すことがあるが、本書に貫かれているのは商人道の世界だ。商人は信頼、信用がよりどころだから誠実さこそが顧客を勝ち取る唯一の方法でもある。
古(いにしえ)の時代にタイムスリップして、世界に通用する日本的経営論を知ることもいい」(日経MJ,8月6日号)

「早稲田大学オープンカレッジの講義をまとめた。物流革命を起こして日本経済の大動脈を拓いた角倉了以や河村瑞賢、革新的商法で顧客満足を追求した三井越後屋野三井高利、庶民の暮らしを豊かにした西川産業の西川甚五郎、金融新時代を拓いた安田善次郎など、江戸時代の豪商の事跡を振り返りつつ、成功の秘訣を探っていく。
最終章には江戸時代のベストセラー経営書を収録。歴史に裏付けされたヒントが見いだせる経営のノウハウ本としても読める」(月刊『日本橋』8月号)

「日本人の劣化が進んでいる―そんな危機感から昨年末、『人づくりと江戸しぐさ』を上梓した。『思いやり』や『お互いさま』の大切さを訴えた。年齢に関係なく、人間として身につけておきたい心得だ。
今回は豪商にみるリーダーの心得。15のケースを取り上げた。『信望と人望』『戦略と戦術』『優しさと勁さ』など、それぞれの違いがわかり、実践してこそリーダーといえまいか。
商人からみた『江戸の経済社会史』としても読んでいただける」(日本記者クラブ会報・マイブック、7月号)

「『人づくりと江戸しぐさ』を読んで以来、江戸商人と江戸しぐさの関係を知りたくていろいろな本を読んできた。
『江戸商人が守り抜いた商いの原点」『江戸商家の家訓に学ぶ商いの原点」『江戸商人の知恵嚢」江戸商人成功の法則八十手』『ドラッカーに先駆けた江戸商人の思想』等だ。
しかし、この本こそ探し求めていたそのものと感激している。きちんと裏を取り、体系的な整理を試みているという点では本書が抜きんでている。じっくり読みこんでみたい」(二宮町商工会・椎野修平)

「著者とは、今話題の電子書籍に関する勉強会、電子出版研究会でお目にかかっている。内容は人柄のせいか、肩ひじ張らず、堅苦しくなく、引用している文献の意訳も親しみやすく読みやすい。
江戸期商人の道徳心に基づいた逸話が多角的に紐解かれている。単に成功事例を手放しに称賛するだけでなく、没落に至る根源も冷静に指摘している。読後、人間力がマネジメントの重要な要素だと、改めて、感じた。
政商、紀伊国屋とは一線を画す、三井、住友、鴻池などの草創期における組織に対する考え方、社是・家訓などに対する考え方は、今の時代の多くのベンチャー系経営層に参考になるので、ぜひお勧めしたい」(青山システムコンサルティング・岡田圭一)

「江戸の豪商たちの考え方や知恵が満載だった。この時代の商人たちの経営がこれほど現代にも通用するとは……具体的に事例を挙げて指摘している文章に脱帽した。
それもそのはず、この本の著者は流通業界を知り尽くしたジャーナリストの桐山勝氏だ。さすがだと思ったのは、今話題の銀行王、安田善次郎も先取りして入っていたこと」 (アマゾン・SNOW)

「とにかく驚いた。江戸のイメージが変わった。江戸は政治史と文化・芸術史、それから落語にあるように、町人の暮らしの側面からイメージされることが多い。ところが、本書は完全に商人史、経済史から江戸をとらえている。その目線で見る江戸は実に人間くさく、ダイナミックなのだ。
江戸のインフラを整備したのは商人たちによるところが大きかった。彼らは幕府の援助もなく、自力で国家的事業を興し、後でガッチリ稼いでいる。そういう才覚があったし、夢もあった。とてつもなくカッコイイ男たちがこの本にたくさん描かれている」 (アマゾン・歴女1年目)

「江戸時代の名だたる豪商の事跡を振り返りつつ成功の秘訣を探っている。おもしろく、たいへん読みやすい。為になる良書である。
特に最後の特別編は私のように江戸時代の書籍になじみのないものにとっては入門編としてたいへん役に立った。先の見えない激動期に経営に携わっているものにとって、歴史に裏付けされたヒントの数々が見いだせる貴重なノウハウ本だ」(アマゾン・迷い続ける経営者)

今年度の「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」がスタート!(2010.08.16掲載)

今年度の「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」がスタートしました。
締切は9月30日、厳正な審査を経て11月21日には表彰式が開催されます。
ふるってご応募ください。

コンクールの概要はこちら

過去の入賞作品はこちら

豪商と江戸しぐさ『成功するリーダー列伝』好評発売中!!(2010.08.02掲載)

豪商と江戸しぐさ『成功するリーダー列伝』 表紙「江戸の豪商たちにようやく一歩近づけた。探し求めていた本だ。」(椎野修平・神奈川県二宮町商工会事務局長)、「出張先で、今、読み終わった。商人(あきんど)の気分、心意気がよくわかった。」樋口健夫・アイデアマラソン研究所長)、「知人たちのご先祖を思い浮かべながら読んだ。若い諸君にぜひ読むよう薦める。」(坂倉一郎・元三菱商事)。

いずれも、著者のもとに寄せられた読後感です。7月に発刊した『豪商と江戸しぐさ 成功するリーダー列伝 おもしろ義塾シリーズ2』(桐山勝著、MOKU出版、定価2100円)が好評です。昨年末に出した『人づくりと江戸しぐさ おもしろ義塾』(越川禮子・桐山勝著、MOKU出版、定価1575円)に続く、江戸しぐさシリーズの第2集という位置づけになっています。

今の日本は一種の閉塞状態になっていると言ってよいでしょう。特に象徴的なのは政治家に人物がいないことです。経済人にしてもインフラ思考、アーキテクチュア発想をする、つまり物事を仕組みごと考える人がほとんどいません。目先のことだけを追うことに汲々としている人が多すぎます。

リーダー不在が嘆かれる今日、江戸時代の豪商たちはいかにして人格形成をし、ビジネスに挑戦、成功を収めたのでしょうか。本書はリーダーのあるべき姿をつかむために、早稲田大学八丁堀校での講義録をもとに書き下ろしたものです。

著者によれば「子供のころ偉人伝に夢をはせた。この本は今の大人たちに読んでほしい偉人伝」だそうです。いったん、童心に帰ってロマンを感じ、夢を実現する楽しさを味わってほしいということでしょうか。

取り上げた豪商は角倉了以・素庵(土木・貿易)、河村瑞賢(海運)、淀屋辰五郎(米・青物・魚市場)、鴻池善右衛門(清酒・海運、産業金融)、住友政友・蘇我理右衛門(銅精錬)、大村彦太郎(白木屋)、三井高利(三井越後屋)、下村彦右衛門(大丸)、飯田新七(高島屋)、西川甚五郎(西川産業)、高津伊兵衛(にんべん)、細田安兵衛(榮太樓總本舗)、安田善次郎(安田銀行)、高田屋嘉兵衛(北前船)など17人。土木、貿易、海運、酒造、鉱山、呉服、蚊帳、鰹節、和菓子、金融など、経済活動を通じて、国民の暮らしに貢献した人びとです。

そのマネジメントは、江戸しぐさとして伝えられている「人の上に立つ者の心得」を例外なく、忠実に発揮しています。最近、ブームになっている経営学の父、ピーター・F ・ドラッカ―が力説するビジネスの要諦、「ミッション」「マネジメント」「マーケティング」「コミュニケーション」「人事」などを、すでに実践していたことがわかります。

ドラッカー自身、明治維新以降、日本がなぜ急速に列強に伍していったか研究するうちに「江戸時代が培った人間力」に思いをはせた事実があります。ドラッカーが江戸時代の書画・骨董のコレクションに力を入れたゆえんです。

本書はプロローグで「江戸の経済・文化・社会史を概説」し、武士との緊張関係の中で商人哲学を構築した豪商たちの足取りを整理しています。エピローグでは豪商たちが実践したマネジメントの見どころを「豪商たちのマネジメント考」として解説しています。

また、特別編として、豪商たちが熱心に読んだ書籍、言ってみれば「経営書のベストセラー」について、当時の教育事情にまで立ち入って取り上げているのも、全体像をつかむのに便利です。各章の扉に書かれた、当時と現代とを比較、考察している視点にヒントを得る読者も多いことでしょう。

「江戸しぐさ」は1992年に出版された『江戸の繁盛しぐさ』(越川禮子著、現在日経ビジネス人文庫収録)で世の中に知られるようになりました。本来は、全国各地から江戸に集まってきた商人たちが商売繁盛を目指し磨き上げた知恵です。しかし、後継者づくり、あるいは人間関係を円満にする秘訣として強調されるあまり、経営つまりマネジメント哲学である点がなおざりにされてきたきらいがあります。

江戸しぐさに関心を持っている人びとにとっては、「江戸しぐさが生まれた背景を知る」、あるいは「今日でも有用な経営ノウハウを基本から応用まで知る」といった読み方ができるでしょう。お勧めするゆえんです。

全国の書店でお買い求めいただけますが、出版元のMOKU出版(03-5840-7366)に申し込めば、1週間ぐらいで入手可能です。なお、本書の印税の一部はNPO法人江戸しぐさの普及活動費に充てられます。

「両国・深川散歩」が開催されました。
(2010.05.28掲載)

3月21日、桐山副理事長と大岩事務局長、NPO法人江戸しぐさ福岡支部の会員の皆さんによる「両国・深川散歩」が開催されました。
当日ご参加頂いた会員によるレポートを掲載しています。

詳細はこちら

水道橋「庭のホテル 東京」にて開催される「三崎町サロン」のお知らせ
(2010.05.07掲載)

粋ですっきりした江戸の「和」を意識した「庭のホテル 東京」で開催されている「三崎町サロン」。第八回目は越川禮子理事長が「いきで素敵な江戸しぐさ 其の四」というテーマでお話しします。

  • 日時:6月20日(日)14:00~15:30
  • 場所:庭のホテル 東京 http://www.hotelniwa.jp/
  • 講師:NPO法人江戸しぐさ理事長 越川禮子
       オリエンタルランド特別顧問 福島祥郎

詳細・参加申込書はこちら(PDFファイル[798KB])

「ふれあい塾あびこの特選公開講座」のお知らせ
(2010.05.06掲載)

ふれあい塾あびこ(我孫子市)の特選公開講座で桐山副理事長が『落語に見る江戸しぐさ』をテーマに講演します。

たとえば『天災』という落語は1790年、寛政の改革の一環としてつくられた人足寄場に講師として招かれ、一躍脚光を浴びた石田心学の中沢道二を素材にしてつくられました。

道二は石田梅岩の孫弟子で、1779年、京都から江戸にくだり、心学講舎をつくって、心の在り方や道義の大切さを江戸の人々に説いた人物です。江戸しぐさが定着する上で、大きな影響力がありました。

落語は読書とは違って、泣き笑いの中に、耳から入る耳学問として大事な役割をはたしていました。

講演では三遊亭圓生の名跡を継ぐ最有力候補、三遊亭鳳楽師匠の演じる『天災』をDVDで鑑賞してから、落語談議に入ります。副理事長は師匠と20年を超えるお付き合いがあるそうです。

詳細・参加申込書はこちら(PDFファイル[472KB])

正会員 寿々方さんの公演会をご紹介いたします。
(2010.03.08掲載)

寿々方江戸がたり正会員寿々方さんの公演会をご紹介いたします。毎年すばらしい公演で、今回で15回目を数えます。日本語の美しい響きで江戸情緒溢れる舞台です。

「江戸しぐさの生きている考え方や雰囲気を感じていただけると思います。(寿々方)」

チケット申し込み先 FAX:03-3269-4158

コレド日本橋塾第1回――仕事と江戸しぐさ
2月20日、はなさんと越川理事長のトークショー満席に
20代、30代の女性約130人が集まる(2010.02.25掲載)

2月20日午後、東京・日本橋の早稲田大学キャンパスホールにて「コレド日本橋塾第1回――仕事と江戸しぐさ」が開催されました。

ステップアップを狙う女性たちは、「江戸しぐさ」をどのように活用したらよいか――こんな狙いから開かれた当日の様子を紹介します。

詳細はこちら

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、「江戸商人が読んだ経営書のベストセラー(下)」を掲載しました。(2010.02.17掲載)

我孫子市のNPO法人ふれあい塾あびこで2009年12月に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は後編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

会員専用コンテンツ「シリーズ 江戸からの贈り物」に、「江戸商人が読んだ経営書のベストセラー(上)」を掲載しました。(2010.02.10掲載)

我孫子市のNPO法人ふれあい塾あびこで2009年12月に行われた講演の内容を、上下2回に分けて収録しました。今回は前編を紹介します。

会員ページはこちら
※閲覧には、NPO法人江戸しぐさへのご入会が必要です。

『人づくりと江戸しぐさ おもしろ義塾』、その後増刷が決まりました。
もうお読みですか?
ブログの書評、好意的に紹介……(2010.01.28掲載)

 『人づくりと江戸しぐさ おもしろ義塾』(略称おもしろ義塾)が順調に売れ行きを伸ばしています。電話やメールによる直接注文・販売が中心で、通常の書店の店頭販売はほとんどない、しかも新聞紙面での広告がなかったにもかかわらず、です。11月24日に発売しましたが、1月中旬、増刷を決定、2月の上旬には市場に出回る勢いです。

 昨年1年間の書籍販売額は2兆円を割ったというニュースをご存じと思います。活字離れが進んだ結果だと言われます。一方で、百貨店の年間売上高が7兆円を割ったのに対し、通信販売、いわゆる直販が7兆円を超える勢いと伝えられました。

 『おもしろ義塾』の場合、たまたまかもしれませんが、店頭販売と通信販売のはざまで、順調に売れているのは、ありがたい話です。
インターネットに掲載された紹介記事、もしくは書評をいくつか、挙げておきます。

確かにおもしろ義塾である
「徳川家康が未開の地であった江戸に幕府を開いて大阪から多くの商品や職人を送り込み、大消費都市に育て上げた。その江戸文化の成り立ちから成熟する過程を資料を駆使して書いた本である。
  このような文化伝承の研究者がいること自体驚きであり、その内容もまたおもしろくためになることで埋まっていることに、またびっくりである。江戸時代の町人気質を語る著者のその語り口が江戸文化そのものであり、確かにおもしろ義塾である」
(馬場錬成のブログ)

エコしぐさ、知って得する
「"江戸しぐさ"の本を読むなら、これはおススメです。商人の生きる知恵が編み出した"江戸しぐさ"についてはもちろんのこと、江戸の町並みや背景、商人・武士・町人たちの暮らしについてもよくわかる1冊です。テンポの良い語り口で描かれているので、楽しく学べました。各章の終わりにあるおまけページの『エコしぐさ』も、知って得する面白い内容です」
(アマゾン・カスタマーレビュー、SNOW)

江戸の人たちの姿がみえてくる
「(前略)『江戸しぐさ』って、マナーではなく、生きる心意気なんですね。『江戸しぐさ』がどうして生れたかなんていうのも、武士とのものすごい緊張関係の中で生まれたことも分かり、面白かった。子育ての智恵も、子育て中のお母さんやお父さんに参考になると思います。
  それにしても、この作者、相当勉強していますね。学者って狭い範囲に詳しいですが、この本はそれがないけれど、あらゆるジャンルから江戸をとらえていて、かえって、江戸の人たちの姿が見えてくるんですね(後略)」。
(同上、歴女1年目)

売り上げの一部は活動資金に
  ありがたいですね。こんな評判に支えられて、増刷が決まりました。お読みになった方はぜひ、お知り合いの方にご推薦ください。まだ、お読みでなかったら、ぜひ、ご購読ください。この本の売り上げの一部は「江戸しぐさ」の普及活動の原資になっています。読者が増えればそれだけ、幅広い活動ができます。ご支援、よろしくお願いします。

amazon購入ページはこちら

江戸塾プロジェクト其の二「平成忠臣蔵」を開催いたします。(2010.01.08掲載)

絶えることなく国民的人気を保つ忠臣蔵をテーマに、川を活用した観光と結びつけ、更に江東区・墨田区・港区の地域連携により新たな地域観光の創出をはかるツアーです。

元禄十五年(1702年)江戸本所の吉良邸へ、「赤穂浪士討ち入り」。
本懐を遂げた一行は、主君浅野長矩の墓所へと向かうのだが、上杉の援軍を避けての経路には様々な思惑を想定する経路が・・・。
新たな新説に加え、江戸から平成までのエンターティントの歌舞伎をはじめ、演劇・文芸としての忠臣蔵などなど、皆さんと愉しみましょう。

【新説 平成忠臣蔵便】

  • 日時:2010年1月30日(土)12:00~15:30
  • 集合場所:永代橋 東詰北側交番前
  • 費用:3,800円(NPO法人江戸しぐさ会員3,500円)
  • 定員:先着60名
  • お申込方法:

    NPO法人江戸しぐさ会員の方は事務局までメールでお申し込みください。
    一般の方は詳細のPDFファイルを印刷のうえ、NPO法人江戸前21事務局までお申し込みください。

【金杉橋~吉良邸 臨時便】

  • 日時:2010年1月30日(土)12:30~15:00
  • 集合場所:浜松町駅北口
  • 費用:1,500円(NPO法人江戸しぐさ会員も同様)
  • お申込方法:

    NPO法人江戸しぐさ会員の方は事務局までメールでお申し込みください。
    一般の方は詳細のPDFファイルを印刷のうえ、NPO法人江戸前21事務局までお申し込みください。

詳細はこちら(PDFファイル[3.46 MB])

水道橋「庭のホテル 東京」にて開催される「三崎町サロン」のお知らせ(2010.01.08掲載)

粋ですっきりした江戸の「和」を意識した「庭のホテル 東京」で開催されている「三崎町サロン」。第六回目は越川禮子理事長が「いきで素敵な江戸しぐさ 其の三」というテーマでお話しします。

  • 日時:1月31日(日)14:00~15:30
  • 場所:庭のホテル 東京 http://www.hotelniwa.jp/
  • 講師:NPO法人江戸しぐさ理事長 越川禮子

詳細は「庭のホテル 東京」にお問い合せください。

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