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その22 「喫煙しぐさ」

タバコが
吸っている本人だけでなく
周りの人たちの健康にも
悪影響を与えるという認識が当たり前になった。

イメージ嫌煙権。
米国でこんな言葉が生まれたのは1980年代初期。
まずロサンゼルス―サンフランシスコ間、
次いでロサンゼルス―ニューヨーク間の
旅客機で禁止になり、
あっという間に全米に広がった。

それでも、日本では
つい5,6年まで、
結構、タバコ族は幅を利かしていた。
オフィスに喫煙室が設けられたこともあった。
最近は、
ビルの屋上などに追いやられ、
挙句の果てに、
ひと箱1,000円と
新しい財源として狙われ出した。

江戸の昔、
年下のものが年上の前で
タバコを吸うには許しがいった。
相手が吸わなければ自分も吸わない。
一種の喫煙ルールがあった。

健康被害についての認識がどの程度あったか、
それはわからない。
しかし、相手に迷惑をかけてはいけない、
若い者がたやすく吸うものではない、
そんな社会風潮が江戸にはあった。

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