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その2 「会釈のまなざし」

「目は口ほどに物をいい」とよく言う。
銀行の融資担当が融資するか否かを決める
最後のポイントは何か。
担保か、財務バランスか、事業計画か、
いずれも重要だが、決め手は目だそうだ。

目がキョトキョトとしている。
虚ろである。
これはもう、それだけでダメ。

じっと目線を合わせてもそらさない。
それでいて涼やかだともっといい。
その人の真剣さや洞察力、胆力などすべてが見えてくる。

そんな目の大切さを知らせてくれたのが
公共広告機構が江戸しぐさをテーマにはじめた
公共マナーキャンペーン。
2004年に始まった当初は
地下鉄の駅構内にポスターを貼った。
それが電飾版になり、テレビCM になり、
じわじわと話題になった。

テレビCM では
なにやらあわてている出勤途中の男性が
道を譲ってくれた女学生の脇を通り抜ける際、
顔を向けて帽子をちょっと取るようにしながら
にこっと御礼をしているように見える。
これが「会釈のまなざし」

イメージ実は犬の飼いかたも同じ。
散歩の途中、時々、犬とやさしく目を合わせてあげると
安心してついて来る。
そう、ましてや人間同士なら、、、、

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