読み物・コラム

現在表示位置

その1 「おめみえしぐさ」

人を引き合わせる役割を頼まれることがある。
出会いがうまくいけばよいが、間の悪いときもある。
つい最近の例はその典型だった。
A社側が見えたのは約束にドンぴしゃりの時間。
資料のプリントアウトが機械の故障で余裕がとれなかった。
片や迎えるB社側。出席する人数も把握せず、
あわてて広い部屋を別途、用意する有様。

しかも、その日のテーマである技術に
最も詳しい人物が15分も遅れてきた。
詫びもせず、勝手にピントはずれの質問を始めた。
さすがに間に立ったこちらはあわてた。
この男を紹介しつつ、
やんわり、たしなめながら、話を進めた。

たまたま、最先端の技術で、新しいビジネスに繋がる
可能性の高い話だから、次回の会合を約して終わった。
しかし、成り行きから見れば、壊れても仕方が無い。

イメージ江戸しぐさでは、初めてお目にかかるときに
どんなところに気を配るか。
訪問する側は、少なくとも5分は余裕を持って
先方に到着、受付に来意を告げておく。
先方の都合で待たされる場合もあるからだ。
迎える側は、招じ入れる部屋がきれいか、収容スペースは十分か、
事前にチエックをしておくのは当然のこと。
ゆめゆめ遅刻する人間が出るような無様なことをしてはいけない。
やむを得ない場合は、事前に事情を告げ、
本人が入室したらきちんと挨拶する心遣いがいる。

ビジネスは人を見る。
「おめみえしぐさ」がきちんとできない人物を
パートナーに選ぶのは避けたほうがよい。

ページトップへ