活動報告

現在表示位置

第4回「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」最優秀賞・優秀賞作品

第一部門 (江戸しぐさ体験記)社会人の部

最優秀賞  『戯れ歌』
出井 良文(埼玉・66)

 この頃お国の大変事  陸奥沖の鯰奴が  寝返り打ったら大津波  人も暮らしもかっさらい  おまけに壊したエレキテル 見えない毒まで撒き散らす 何を隠すかエライ人 少ない量なら体に良い? それなら子供と孫連れて 住んでごらんよ福島に 死にゆく牛の目に涙 知っているのかお役人 あっちでヒソヒソ こっちでコソコソ 民に添わない輩には 米も野菜もやるものか そうかと思えば民草も 薪持ち込むな 物買うな 明日は我が身と気付かない 自分大事の唐変木 どうすりゃ良いのさおっ母さん・・・
 こんな時こそ救いの手 あるじゃあないか江戸しぐさ 皆で示そう思いやり 困った時にはお互い様 今こそ発揮だ長屋力 俯く人が起き上がり 首をあげて歩きだす それを支える共生の心を示す時ぞ今! 肝心かなめの要石 心に置いて送ろうエール 皆が笑顔になる日まで つなぐ絆の「江戸思草」。

優秀賞  『新潟小しぐさ』
竹田 美佳(新潟・45)

 新潟小学校では、全校の児童が同じ下敷きを持っています。 いつも身近に置き、大切にしているのが、新潟小しぐさが書いてある下敷きです。
 新潟小しぐさとは、一昨年度、私と一緒に江戸しぐさを学んだ4年生が考えたものです。 江戸しぐさを学び、自分たちの生活を見直した子供たちは、今まで気付かなかった新潟小学校にあるよいしぐさ、直した方がよいしぐさが分かりました。
 自分たちの学校を良くするために考えたのが、新潟小しぐさです。 あやまり笑顔しぐさ、お先にどうぞしぐさ、物拾いしぐさなど、思いやりをもって、お互いに気持よく生活できるしぐさを考えました。
 新潟小しぐさを考えた子供たちは、今、6年生になり活躍しています。 全校で新潟小しぐさをして、優しさいっぱいのよりよい新潟小学校を目指しています。

第一部門 (江戸しぐさ体験記)高校の部

優秀賞  『口より耳しぐさ』
川上 茉佑(東京)・新渡戸文化高等学校2年

 私は一度自分の事を話し始めるとなかなか止まらなくなってしまい、人の話を聞かなくなるところがあります。
 そんな私にある日父が、何故人間は耳が二つあって口が一つだけなのかという話をしました。
「話す事と聞く事では聞く事が大切だから、耳が二つあって口が一つだけなんだ。 だから話すことも大切だが聞く事はもっと大切にするんだぞ。 」
 そしてこれ以降私は聞く事も大切にするようにしました。 みなさんも人と会話をする際は自分の話ばかりせずに相手の話もよく聞きませんか。 そうすれば人とのつながりがより深まると思います。

第一部門 (江戸しぐさ体験記)中学生の部

最優秀賞 『誰かからの思いやりを受けて』
下村 みのり(和歌山)・和歌山県立古佐田丘中学校3年

 「げっ。 何だこの部屋は。 」
 職業体験で訪れた宿泊施設で、部屋の掃除を手伝っていたときのこと。 枕や浴衣があちこちに散乱し、机の上は悲惨な状態に。 お金を払って泊まっているにしても、あまりにひどい。次の部屋へ足を踏み入れたとき、
「うわっ。 きれい。 」
浴衣はすべてまとめられ、座布団はきれいに積み上げられ、布団はきっちり片付けられていた。気持が良い。
 「もっときれいにしよう。 」
やる気が起こった。
 この部屋に泊まっていたのはどんな人だろうか。 私は、その人のことを知らないし、会ったこともない。 その人も自分の思いやりが私を気持ちよくさせているとは知るはずもない。 思いやりは人と人の心を通じさせるのだ。
 私は家族旅行のとき、使ったものは親に言われて、出発前に整えていた。 これからは、整えるときの気持ちが変わりそうだ。

優秀賞 『声かけしぐさ』
佐々木 美帆(埼玉)・新渡戸文化中学校3年

 3月11日、東北地方を中心とした東日本に地震が起こった。 被害の大きさは連日報道され、それに対する対策が練られた。
 私が住む関東地方では、計画停電が実施された。 お店も消費電力を抑えいつもより暗く活気を失ったようだった。 地震が起きてから私は無駄な電気に敏感になった。 使われていない電化製品のコンセント、夜になり人が近付くと勝手につく玄関の電気・・・・・。
 そこで私は家で電化製品を使ったあとに、「コンセント抜いた?」と声をかけることにした。 今では差しっぱなしのコンセントはほとんどない。 この電力が誰かの役に立つと考えるとうれしくなる。
 また、このしぐさは他のことにも応用することができる。 「水とめた?電気消した?」
 季節が巡り、心配されていた夏は終わった。 しかし、これから来る冬は東北がとても寒くなる。 これまで以上に節電に気を配りたい。

優秀賞 『笑顔連鎖』
森下 愛子(東京)・新渡戸文化中学校3年

 「笑顔」って素敵だと思います。 私が笑顔になると、相手も笑って、また私も笑顔になります。 先日、ボランティアについて教えて下さるため、私の学校へ来て下さった方がいます。 その方のお話の中で、「赤ちゃんもボランティアをしています。 赤ちゃんが笑うと周りが笑顔になれます。 それだってボランティアの一つです。 」とありました。
 「笑顔もボランティア」ということに心が動きました。 このことは、いつどこでも同じだと思います。 電車やエレベーターなどで人とぶつかってしまった時も、笑顔で「すみません。 」と言えば、相手も不快に思うこともなく、笑顔になってくれるでしょう。 私の笑顔で、相手も笑顔になる・・・笑顔連鎖です。
 電車やエレベーターなどに限りませんが、少し笑顔を心がけることで、ちょっと違った一日になるのではないでしょうか。

優秀賞 『「七三の道」を歩こう』
楠本 茉依(和歌山)・和歌山県立古佐田丘中学校3年

 江戸しぐさの中に「七三の道」というしぐさがあるのを知っていますか。 私は、髪型の七三分けを想像したのですが、全然違いました。 「七三の道」とは、道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の三割にして、残りの七割は他の人のためにあけておくことです。
 私は、「七三の道」を知って、自分はそんな思いやりのしぐさができていただろうか、と思いました。そして、そんなしぐさを自然に出来る人は素晴らしい、と尊敬しました。
 現代の人たちは、私も含めて、あまりそのようなしぐさをしないと思います。 平気で真ん中を通って、ぶつかりそうになったらよけるくらいです。 しかし「七三の道」は、初めから他の人を思いやって、道の三割しか歩きません。 この差はとても大きいと思います。 私も今までの自分のしぐさを見直し、「七三の道」も含んだ江戸しぐさを自分の生活に取り入れていきたいと思います。

第一部門 (江戸しぐさ体験記)小学生の部

最優秀賞 『気もちよくなる江戸しぐさ』
徳島 千波(東京)・中央区立久松小学校3年

 わたしは、あいさつで「おはよう」を心がけてみました。 目つき・言葉づかいは、よかったと思います。 自分からあいさつをすると、心がすっきりして、気もちよかったです。
 お習字の帰りに、江戸しぐさができました。 明治座の行列で通れないくらいせまかったので、かに歩きをして、少し通れるくらいになったら、かた引きをしました。 なるべく、じゃまにならないように、はじのほうを歩きました。 明治座の行列をぬけた後、大へんだったけど、江戸しぐさが2つできたなと思いました。
 明治座の行列のように、横に広がって歩くとじゃまになるので、広がらず、一列になってはじのほうを歩くのも江戸しぐさなのかなと思いました。 江戸の人はひとりひとりへの思いやりを、江戸しぐさにして、江戸のまちをすみやすくしたんだなと思いました。
 これからも江戸しぐさをやろうと思います。

優秀賞 『こころがほかほかになるながいあいさつ』
内田 苺花(新潟)・新潟市立新潟小学校1年

 わたしは、ながいあいさつをしています。 ながいあいさつというのは、あいさつだけではなくて、ことばをたします。
 たとえば、あさ、おともだちにあったら、
「おはようございます。 きょうも、あついですね。 きょうのあさまらそん、いっしょにはしろうね。 」
と、ながいあいさつをします。 かえるとき、せんせいには、
「さようなら。 あしたのおべんきょうも、がんばりましょう。 」
と、ながいあいさつをします。 ゆうごばんをたべたあと、ままに、
「ごちそうさまでした。 おいしかったよ。 」
と、ながいあいさつをします。
 ながいあいさつをすると、みんなとなかよくなれます。こころがほかほかになるながいあいさつを、みんなにしてほしいです。

優秀賞 『ときだいじ パッとピシッとしぐさ』
藤田 奏江(新潟)・新潟市立新潟小学校1年

 わたしのしょうがっこうは、ちゃいむがありません。 だから、みんなとけいをみてこうどうしています。 じかんをたいせつにして、三ぷんまえこうどうをしています。 じかんにおくれないで、おべんきょうやおそうじをしています。
 もう一つじかんをたいせつにしていることがあります。 わたしのしょうがっこうは、ほかのきょうしつにいどうするとき、みんなでならんでいきます。 そのときに、おはなしをしたり、ゆっくりならんだりすると、じかんがむだになります。 だから、わたしは、おはなしをしないでパッとうごいて、はやくピシッとならびます。
 ときだいじパッとピシッとしぐさをすると、さわやかなきもちになります。 みているひとも、いいきもちになります。 みんなで、このしぐさをして、じかんをだいじにしたいです。

優秀賞 『町でみかけた紫小しぐさ』
萩原 杏香(栃木)・大田原市立紫塚小学校5年

 私の学校では、「してうれしい されてうれしい みんな笑顔の紫小しぐさ」というスローガンをかかげて江戸しぐさから学ぶ思いやり活動がさかんだ。
 この前祖母とタクシーに乗ったとき、祖母はタクシーの運転手とすぐにうち解けて、しゃべり始めた。私はなんで知らない人とすぐに仲良くなれるんだろうと思いながら見ていたが、そのおかげでタクシーに乗っている時間は、なごやかに安心してすごせた。 江戸しぐさでいう「束の間つきあい」だ。
 駅で見たエスカレータでは、左側にみんな並んで乗っていた。 右側は、急いでいる人のためにあけているのだ。 これは、江戸しぐさの「七三歩き」だ。 私は、とてもうれしくなった。 ひとりひとりがちょっとした思いやりを出しあっていたから。
 私は、この江戸しぐさは、とても美しい心のあらわれだと思う。 自分から進んで行える人になりたい。

第二部門 (ふるさとしぐさ)社会人の部

特別賞 『さすけねぇ』
佐藤 由香里(東京・21)

 『さすけねぇ』3月11日の震災直後、落ち込んでいた私に被災地の祖母がかけてくれた言葉だ。 これは「差支えない」の訛りで、大丈夫、心配ないという意味を表す福島方言。
 私の故郷は、現在は福島第一原発の事故で避難区域に指定されている浪江町。 地震発生時東京にいた私は、家族と連絡がつかずに不安な時間を過ごしていた。 そして翌12日にやっと繋がった電話で、祖母が被災地にいながらも私を気遣って“こっちは大丈夫だから”と言ってくれたのだった。 自然と涙が出た。
 震災で、方言とは文字の中ではなく“話し言葉の中にこそ生きている”と改めて思う。 方言は、その言葉を使う地域に住んでいる人の思いやしぐさが交えられて初めて方言になる。
  浪江にいつ帰れるか分からなくとも、中学の同窓会や家族との電話など、幼い頃から耳になじんだ言葉が交わされるところに私の故郷はあるのだと感じる。

優秀賞 『おしずがに~おみょうにぢ』
日向野 洋子(秋田・60)

 私の古里は、岩手の山奥です。 庭をリスが走り、ムササビの飛ぶ家でした。
 家に来客があると、お帰りになる時には、家の者が必ず外まで出て、しかも、その方の姿が見えなくなるまで見送りながら「おしずがに~」と声をかけるものでした。 お客さんも後ろを振り返りながら「おみょうにぢ~」と言うのです。
 幼い頃は、何も考えずに使っていた言葉でしたが「お静かに」と「お明日」という言葉だったのですね。 お互いの日々の生活が穏やかで、幸あれと。 また明日も元気で会いましょうねという、温かい心根だったのです。
 また、よその家の前を通る時、もしその家の人に出会うと、「お前通りいたします」と頭を下げたものでした。
 生活は貧しかったけれど、本当に優しい空間・ゆったりした時代に、生きていたのですね。

優秀賞 『ちょっくら 寄ってきない』
青木 いな美(静岡・61)

 近所の方が、畑で採れた野菜を持ってきたり、回覧板を届けてくれたりした時に、玄関先で話をして終わるのではなく、「ちょっくら寄ってきない」と声を掛け、居間に通して世間話に話を咲かせます。
 仕事のこと、健康のこと、地区のこと、子どもや孫のこと、そして震災のこと、番茶と茶菓子だけでも話は尽きず、格好の情報交換の場になります。
 職場と家庭の往復だけで、年々近所の皆さんとの付き合いが希薄になる中、この「ちょっくら寄ってきない」の言葉で地域との結びつきを深め、お互いを理解し、協力し合うという絆文化が生まれています。
 地域の中にだんだんと少なくなってきた若い人たちにも、積極的に「ちょっくら寄ってきない」と声を掛けて交流し、住みよい街づくりができたらいいなあと思っています。

優秀賞 『川越の恩を尻で返す』
井上 貴夫(千葉・61)

 「江戸のやつらは、川越の恩を尻で返す」。 こんな面白い言葉があります。
 この言葉は、船で川越の農作物を江戸に運び、帰りに江戸の下肥を積んで戻った川越の人々の心情を、実に上手く、洒落をきかせて表現していると思います。
 私の育った町の家々は、殆どが汲み取り便所でした。 農家の人がリヤカーに肥桶を乗せ、各家の便槽からし尿を汲み取り、お返しに少量の野菜を置いていきました。
 畑の畦道脇にはポツリポツリと肥溜めがあり、木蓋の間から何とも言えない匂いが立ち込め、落ちないよう注意したことを子供心に覚えています。
 時は移り、下水道の普及や化学肥料の使用により、人手によるし尿処理の面影は見られなくなりました。
  「川越の恩・・・」という言葉も知らない若い人が多くなり、死語になりつつあります。 死語になることは、より快適な生活への証であると思いますが、この言葉は江戸の営みの一端を表した言葉です。 文化の移り変わりを知る上で、残したい言葉のひとつだと思っています。

優秀賞 『だりこっぺだが・・・』
田島 光枝(埼玉)

 「九月になったてがしに、今日も暑っちゃいのー。 ほんだろも空は高えーし萩の花も満開らし、やっぱし秋らろっかのー。 」「お前さんとこのおババをこんとこ見んどもどんげにしていらっしゃるがー。 」「豆だろも、こんげに暑ちゃいから外に出んないやー。 言うて聞かせてるがだの。 」「ほんだのー、熱中症に気ー付けんばなんないがだ。 涼しなったらウチに遊びに寄ってくれのー。 だりこっぺ(散らかしっ放し)だども、おババに言っといてくれのー。 」
 田舎は蒲原平野の一角にある上北谷地区の一集落で、今は見附市太田町。 相手を思いやることが、時にはプライバシーを犯すことにもなりそうです。 そのお陰で集落に見掛けぬ人物が尋ねて来たとなると、時を経ずして皆に知れ渡る不思議があります。 今日もどこかの家の勝手口に「ウチで採れたがだ、食ってくれのー。 」と、ナス、キュウリ、トウモロコシ、がゴロッと置かれているでしょう。

第二部門(ふるさとしぐさ)中学生の部

最優秀賞 『おおきに』
梨木 絵里加(和歌山)・和歌山県立古佐田丘中学校3年

 私の父がよくお礼を言うとき、「ありがとう」「ありがとうございます」などではなく、「おおきに」と言う。 私は父のこの言葉が好きだ。 父は、電話でお礼を言うとき、頭をぺこぺこ下げて「おおきに、おおきに」と言う。
 私は、父のこの言葉は好きだが、どうして相手もこちら側が見えていない状況で頭を下げるのかが分からなかった。 見えていないのに頭を下げても意味がないと思うからだ。
 しかし、最近になってやっとそのしぐさの意味が分かった気がする。 要は、大切なことは「気持ち」なのだ。 どんなにお礼を言おうが、その言葉に気持ちがなければ意味がない。 父の頭を下げるというしぐさは、気持ちの表れなのだと思う。
 単に、見えないから伝わらないのではない。 意味がないのではない。 父は、相手がこちらを見えないからこそ、頭を下げながら「おおきに」と言っているのだと思う。 私も父を見習いたい。

優秀賞 『あほやなあ』
井上 育美(和歌山)・和歌山県立古佐田丘中学校3年

 私は友達に自分のおっちょこちょいな行動を「あほやなあ。 」と笑われたり、逆に、そう言って友達をからかったりすることがよくあります。 でもそれは、嫌味どころか相手も私も両方とも笑っている気がします。
 「ばか」は関東方面で使われている標準語で、「あほ」は主に関西で使われている方言だそうです。
 私は「あほ」という言葉を、相手を侮辱する言い方より親しみを込めて言うときの方が多いです。 また「あほ」は「ばか」ほど固くなくて、言われるとなぜか親近感がわきます。
 一般的には同じ意味だとされている「あほ」と「ばか」ですが、私にとってはずいぶん意味が違ってきます。 だから、どちらの言葉も同じように大切にしたいです。 また、これから友達が失敗したときは「あほやなあ。」と言って笑い飛ばしていきたいです。

優秀賞 『おつかれさん』
向井 千晴(和歌山)・和歌山県立古佐田丘中学校3年

 あなたの住んでいる地域では、下校途中、何度「お帰り。 部活おつかれさん」と声をかけられますか。私は、部活後体操服で下校していると、犬の散歩中の人や家の外で洗濯物を取りこんでいる人に「お帰り。 今日も、暑いなあ。 おつかれさん」と声をかけてくれます。 その言葉を聞くと私は、この地域の人のやさしさや、思いやりの精神に感動させられます。
 「おつかれさん」。 それは、人のつかれに、“お”をつけ、さらに“さん”までつけるとてもすばらしい言葉だと思います。
 人は他人のつらさやつかれを思いやることも、いやすこともできます。
 すべての人が気持よく明日をむかえるために、「おつかれさん」という言葉があるのではないでしょうか。

第二部門(ふるさとしぐさ)小学生の部

最優秀賞 『ぼくもやってみたいな、鉢飛ばし』
春川 千潮(新潟)・新潟市立新潟小学校4年

 ぼくは、夏休みに新潟の下町のしぐさ言葉を新聞で知りました。 それは『鉢飛ばし』です。 おかずを近所の人におすそ分けすることです。 近所の人との仲を深められ、自分も気持ちよくくらせるきっかけになると思います。
 近ごろでは、『鉢飛ばし』は少なくなったのだそうです。 でも、長岡のぼくのおばあちゃんの家では、近所のおばあさんが、
「これ、食べてくれや」
と、おすそ分けによく来てくれます。 そして、おばあちゃんは、十分以上は玄関でにぎやかに、わいわいガヤガヤおしゃべりをしています。 楽しそうだなあ、と聞いていました。
 『鉢飛ばし』は、人と人がコミュニケーションをとれる良いしぐさだと思います。ぼくは、『鉢飛ばし』をあまりしたことがないので、たくさん『鉢飛ばし』をして、近所の人ともっともっと仲良くなりたいです。

優秀賞 『楽しかぁ』
山口 一輝(佐賀)・伊万里市立二里小学校5年

 楽しかぁ。 みなさんはこの言葉は、きいたことがありますか。 この言葉は楽しい時に使う、佐賀県の言葉です。 楽しかぁというのは佐賀県の言葉だけど、ほかの県に伝えるとどんなことになるのかが知りたいです。 ぼくは、どうしてこんな言葉がうまれたのかが知りたいです。 知ってぼくは、日本中の人たちと世界中の人たちに教えてあげたいです。
 楽しかぁという言葉でぼくは、いろんな人たちの心を動かし、世界中の人たちと何か楽しいことをしてみたいです。 楽しいことをして、日本中の人たちと、世界中の人たちと仲よくしたいです。 仲よくなっていろんな言葉を教えてあげて、日本の言葉を知ってほしいです。 楽しかぁという言葉を教えて、世界中の人にこの言葉を使ってほしいです。
 そして、世界中の人々を楽しかぁという言葉で、楽しい気持ちにして、いろんなことをして、仲よくして、いろんな人と、いろんな人を楽しかぁという言葉で元気にしたいです。

優秀賞 『うまかね』
石井 健太(佐賀)・伊万里市立二里小学校5年

 ぼくは、「うまかね」と家の人によくいわれます。 「うまかね」は、上手だねという事です。 この前もばあちゃんが、ぼくの書いた習字の毛筆や、硬筆をみて、「うまかね」と言ってくれました。 「うまかね」は、心があたたまる感じがしました。
 例えば、友だちに、書いた字をほめられた時「上手だ」や「うまいじゃん」と言われるよりぼくは、「うまかね」と言われた方がうれしいです。
 ぼくは、方言のことをあまりよく知りませんが、ふつうの言葉よりかは方言のほうが、心があたたまる感じがしました。 昔から使われている方言を、ふつうの生活のなかで、なるべく使っていきたいです。

第三部門(イラスト)(社会人の部)

最優秀賞


「こぶし腰浮かせ」
岩崎 一男(53)

優秀賞

  • 「とうせんぼしぐさ」
    志賀 いずみ(16)

  • 「時泥棒」
    五條 彰久(78)

第三部門(イラスト)(中学生の部)

最優秀賞


「肩合わせ」
下村 千織(中2)

優秀賞

  • 「「わるかった」思うと先に「ごめんなさい」」
    平川 雄輝(中1)

  • 「みんなにこり あなたのお手伝い」
    樋渡 理沙(中3)

  • 「まっいいか」
    関 美奈津(中3)

第三部門(イラスト)(小学生の部)

最優秀賞


「かさをたたもう」
出雲 唯楓(小1)

優秀賞

  • 「物は最後まで大切に「もったい大事」」
    濱地 郁美(小6)

  • 「陽を見つめプラス思考で「陽に生きる」」
    堀川 真子(小5)

  • 「おいしい物いっぱい伊万里とくさんぶつ」
    山下 大輔(小3)

  • 「大好きなわたしの名前 にっこり「はい」といいへんじ」
    古賀 菜都(小2)


「いきものをたいせつにしよう」
松本 拓斗(小1)

ページトップへ