活動報告

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「江戸しぐさで地域活性化めざす」(社)甲府青年会議所 公開例会
半年をかけて「山の都3ヵ条制定へ」(2009.03.12)

イメージ山梨県甲府市で3月12日夜、(社)甲府青年会議所の主催による一般公開の人間力向上例会が開かれました。

この集会は10月まで半年をかけて地域に江戸しぐさを浸透させるプロジェクトのキックオフで、約500人の人々が集まりました。この催しには企画段階からNPO法人江戸しぐさも協力しています。その概要をお伝えします。

計画は昨年末、急浮上

このプロジェクトの構想が浮上したのは昨年末。江戸しぐさが円満な人間関係をもたらすことから、江戸しぐさの普及活動を通じてお互いに人間力を強化し、合わせて地域活性化にも結びつけようという企画でした。

プログラムは3段階からなっていて、

  1. まず公開例会を開く
  2. (社)甲府青年会議所の活動地域を4分割して出張寺子屋なる集会をそれぞれ開く
  3. コンクールの形で江戸しぐさの甲府版として「山の都3ヵ条」をつくる

という内容でした。

相談を受けたNPO事務局では、早速、このプロジェクトの責任者、人間力向上実践委員会の高橋勝宏委員長、担当の若月洋介副理事長ら幹部と会合を開き、問題点の洗い直しや具体的な推進方法について意見交換しました。

当日までの準備

そこで、提案したステップは…

  1. 江戸しぐさについて本を読むだけでなく、実際に関係者の講演を聞く
  2. 話の内容も大切だが、話を聞いている人たちの反応を実感してほしい
  3. 似たようなプロジェクトを実際に立ち上げた(社)東京青年会議所世田谷区委員会のリーダーにあって、意見交換をしてほしい
  4. そのうえでキックオフ大会をはじめとする段取りを一緒に考えましょう

というものでした。

こうして日本橋・福徳塾での講演を聞いていただき、そのあと甲府と世田谷のリーダーが食事をしながら意見交換するという流れができました。

この結果、第1部の基調講演は落語家の三遊亭竜楽師匠に「古典落語に見る江戸しぐさ」をテーマにやっていただき、第2部は竜楽師匠に、(社)東京青年会議所世田谷区委員会の山崎哲也前委員長、これに(社)甲府青年会議所 碓井理史理事長を加えた座談会にするという仕掛けができました。司会はNPO法人江戸しぐさの桐山勝副理事長が担当しました。

ほぼ満員

さて、当日です。開場は午後6時半なのに早くも一番乗りが6時に現れました。プログラムが始まる10分前になると、入口は押すな、押すな、の状況で、あっという間に満席です。
会場の小瀬スポーツ公園武道館第二武道場は柔道などの稽古をするため畳敷きで、広さは17.7m×30m、つまり328畳分あります。実際には、畳の周りに板の間がありますから正味は250畳ぐらいでしょうか。350枚用意した座布団を全部使って、その上に立ち見が出るほどになりました。

イメージ

始まってみると、みなさん、実に熱心に耳を傾けてくれます。さすがは竜楽さんで「江戸しぐさは商人のしぐさです。お客様を大切にして気持よく商品やサービスを買っていただくために、いろいろ工夫されました。落語家も同じです。お客様を逃がしたらやっていけない…」と前置きをしてから、あっという間に皆さんを引きこんでいきます。
笑いが続出した後は、ちょっと真面目に、これからいかに江戸しぐさを使って安心、安全、笑顔のあふれた街をつくっていくか、がテーマです。やはり、実際に体験しただけあって、山崎さんの説明には説得力があります。これをまた竜楽さんが落語の話を例に引き、解説するわけですから、会場の皆さんも大納得です。

イメージ最初のうち、これからの半年をどう過ごすか、責任重大とあって緊張気味だった碓井理史理事長も座談会中盤になるとだいぶリラックス、最後は皆さん頑張りましょう、ということでお開きに。『江戸の繁盛しぐさ』(日本経済新聞出版社)など越川禮子理事長の本が60冊余り売れたそうです。地元の皆さんの関心の高さがわかります。

今後は

プロジェクトは今後、各地区に降りて企業や学校との共催で出前授業、出張寺子屋を進めていく段取りです。夏休みをどう取り込むかなど、まだまだ課題はあるようですが、秋の「山の都3ヵ条制定」まで半年、いい汗かきが続きそうです。
NPO法人江戸しぐさも、さまざまな形で応援していきたいと考えています。

山梨日日新聞にて当日の様子が紹介されました。

3月13日付の山梨日日新聞にて当日の様子が紹介されました。

3月13日付の山梨日日新聞 新聞記事を拡大表示する

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