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「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール記者発表(2008.07.10)

「わたしの『平成しぐさ・ふるさとしぐさ』コンクール」が7月10日、東京・日比谷の日本記者クラブで行った記者発表を機に、スタートしました。締切は9月12日、厳正な審査を経て、10月26日に開く記念講演会の席上、優秀作品を発表、表彰する段取りです。

日本記者クラブで記者発表

イメージキックオフは10日午後3時から開いた記者発表。一般紙や教育専門紙の記者、フリーライターが多数、詰めかけてくれました。会場にはスポンサー企業や運営協力をしていただいている制作会社、NPOの事務局関係者などもそろい、なかなかの熱気でした。通常、こうした地味な発表にはマスコミは冷たいのですが、やはり「江戸しぐさ人気」があるようです。

記者会見の司会は会員の鈴木由利子さん。当初は緊張気味のスタート。声が上ずっていました。初めてのことだから無理もありません。ついで大岩由利事務局長から会見の趣旨と用意した資料の内容について型どおりの説明がありました。

資料は理事長あいさつ要旨、コンクールの概要、NPO法人江戸しぐさの概要、会報創刊号、コンクールの募集チラシ、朝霞第七小学校の「江戸しぐさかわら版」の復刻版、日経CNBCから流れる募集CM(30秒)のコンテなど。

緊張を破った一言

イメージそんな緊張感を破ったのは越川禮子理事長でした。最初のセリフは一番前の席に陣取った某新聞の若手記者を捕まえて「あなた、20いくつでしたっけ。私と60歳も年が違うのね」。会見の30分前から熱心に取材を受けた後だけに、気心がわかっていたのでしょう。「よろしくお願いしますね」と結ぶと、会場の雰囲気がガラッと変わって、いかにもくつろいでしまったから不思議です。

「一通りのご挨拶は資料に書いてありますから後でお読みいただくとして、、、」と言いながら、越川さん、「私の女学生時代の思い出です、、、」と話し始めたんです。

「坂道で野菜をたくさん積んだ荷車を押していたおじいさんがいましてね。上り坂で大変だろうな、と見ていたら、運悪く側溝に車輪が入ってしまい、動けなくなっちゃった。これは大変と後押しをしたんだけれど、ニッチもサッチも行かない。すると、あれよあれよという間に5,6人ですかね。人が集まってきてエイヤァって元に戻してくれたんです。このときのことを日記に書いてあったんです。それが最近見つかったので申し上げるんですが、『日本人て素晴らしい』『日本人て素晴らしい』って、何回も書いてあるんですよ」

日本人のDNAを呼び起こせ

「ところが、どうでしょう、今の日本は。そんな優しい心がどこかへ行ってしまったとしか言いようがない、殺伐とした事件ばかりですね。今回のコンクールはみんなで日本人のDNAを呼び覚まそうという運動です。皆さんのペンの力でよい作品が集まるようにしていただきたいんです」

「私は『江戸の繁盛しぐさ』という本を日本経済新聞社から1992年に出させていただいてから16年あまり、いろんなところで日本人のDNAのことを話してきました。警察の幹部の方たちにも赤旗の人たちにも、左も右も関係ない。江戸しぐさは宗教でも思想でもないんです。江戸しぐさは日本人が暮らしの中で培ってきた生活信条なんです。癖になっていると言いましょうか、まさに日本人の感性そのものなんです。私たちがやっていることは日本人の基本に戻りましょう、という運動です」

皆さん、実に熱心にメモをとっている。さすがに16年あまり、全国各地で子供から大人まで様々な人々に講演をしてきたキャリアが物を言うんでしょう。実に説得力がある。こうして約1時間、さまざまな質問がありました。会見が終わってからも個別のインタビューが30分余り続きました。

イメージもうひとつのエピソード。司会者が「皆さん、本日はご多忙のところ、、、、」とあいさつを始めたら「あらあら、江戸しぐさでは忙しいは心を失うからご法度よ。ご多用のところ、、、だわ」と理事長。会場は爆笑の渦でした。

400字のメッセージ

今回のコンクールは「江戸の人になったつもりで今の時代にふさわしい『平成しぐさ』を提案してみませんか。生まれ育った故郷に埋もれている方言に込められている『ふるさとしぐさ』を掘り起こしてみませんか」という趣旨から始まったものです。

応募資格は小学生以上、子供から大人まで誰でも応募できます。この時期を選んだのは夏休みを有効に活用して家族の皆さん、あるいは学校の先生といろいろ意見を交換してみてください、日本人が本来持っている良さって何だろうか、きっと答えが出てくると思います。

どうぞ、みなさん、お互いに声を掛け合って、「平成しぐさ」でも「ふるさとしぐさ」でも、どちらでもかまいません。400字と限られた字数の中に、メッセージを盛り込んで応募してください。詳しくは応募要項を、どうぞ、ご覧ください。

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