活動報告

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江戸しぐさ設立交流会(2007.10.20)

  • NPO設立記念交流会開く!
  • 約160人が出席、作家・石川英輔さんの講演を楽しむ!
  • 10月20日、東京・深川の清澄庭園で!

NPO法人江戸しぐさは10月20日午後、東京・深川の清澄庭園にある大正記念館で設立記念交流会を開き、正式に発足しました。出席者は全国から160人を超す盛会となりました。交流会は第1部記念講演会、第2部懇親会とし、作家・石川英輔さんの講演を伺うとともに、「江戸しぐさの普及と今しぐさの研究開発」という原点を確認しあいました。

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イメージNPO法人化の計画は今春、急速に具体化、東京都に申請、承認を得たあと、設立登記をし、発足の運びとなったものです。10月20日現在の会員数は正会員、賛助会員を含め約200人、当日の出席者は160人を超えました。出席者は全国に及び、福岡、大阪、岐阜、新潟、仙台からもお見えいただきました。

第1部では、まず大岩由利事務局長からNPO法人発足までの経過報告がありました。永年にわたって江戸しぐさ語り部を任じてきた、越川禮子理事長からは「江戸しぐさを通して、他人を思いやる人づくりと安心で豊かな社会づくりに貢献していきたい」との挨拶がありました。

続いて記念講演会に入り、作家の石川英輔様から「江戸時代が単一政権の下で270年余も続いた秘密」というテーマでたっぷり1時間、中身の濃い話を伺いました。

イメージ先生によると――江戸時代が270年余り続いた秘密は、武家社会と町人社会が上手に折り合っていたからである、ところが後世の歴史家は、いまだに、江戸時代が士農工商の身分社会で武家だけが威張っていた暗黒時代だと言っている。

この士農工商はたまたま中国の身分制度にあった科挙の試験に受かった官僚たちを筆頭に呼んだもので、この官を武士に置き直したものに過ぎない。江戸時代は戦争がなくなって武士の権威が落ち、逆に商人や職人、農民がおおらかに過ごした時代だった。

一揆がたくさんあった、文書が残っているから証拠になるとの言い分も聞くが、各藩の裏の資料を読むと、あまり景気が良い話しをすると幕府から新しい荷役を押し付けられるといった配慮が伺える。

今日についてみると、毎日当たり前に起きている話はニュースにならないから、その伝で行けば後世、平成時代は殺人ばかり起こっていたことになりかねない。

「江戸しぐさ」は資料に乏しいが、江戸のよさをよく体現しているので応援したい――というものでした。

第2部の懇親会では、南側に広がる日本庭園を借景にして交流が進みました。

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「子どもの教育は家庭にあり」をモットーにしているスコーレ家庭教育振興協会の永池栄吉会長からの祝辞を皮切りに、江戸しぐさの初の単行本化に尽力していただいた人間接着剤の異名をとる青木匡光さん、NPO法人のロゴを江戸文字で書いていただいた橘右橘さん、読売新聞論説委員時代、コラム「編集手帳」で江戸しぐさを紹介した村尾清一さんらの挨拶のあと、しばらく懇談。あちこちで名刺交換したり、意見交換をする輪ができました。中には何年ぶりかで顔を合わせるといったハプニングもありました。

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イメージ中締めでは遠方から参加した方たちを司会の堤江実さんから一人ひとり、紹介後、新潟から見えた柴田光栄さんから皆さんを代表して、挨拶をいただきました。また、小学校で実際に江戸しぐさの授業を実践している永島俊之さんらの紹介もありました。

「江戸しぐさ」は江戸時代の大商人たちが自然と共生し、円満な人間関係を作り上げるために、リーダーとしての心構えとその行動様式を口伝の形で伝えてきたものです。

NPO法人江戸しぐさはこの「江戸しぐさ」の普及と時代にあった新しい「今しぐさ」の研究開発を進めていきます。

来春には、今の世相を江戸の人たちが見たら、人間関係を円満に保つために、どのような江戸しぐさ、つまり今しぐさを提案するだろうか、という発想から「子どもから大人たちまで、今しぐさ大募集」キャンペーンを準備中です。

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